こんにちは!ぽこん( ・x・ )です。
この記事では「病気を理由に会社を休職するまでの流れ」と「休職中のお金周りのこと」を、入社2年目で1年以上休職している私の経験とあわせて解説します。
この記事を読めば休職までに必要な最低限のことがわかります^^
会社を休むことへのハードルが下がって少しでも気持ちが楽になれば嬉しいです。
*こんな人に向けて*
・体調を崩して休職を考えているけど休めるか心配
・休職までの流れや今後必要なことを知りたい
はじめに:辛いときは休職する勇気を!

あなたは会社を長期間休むことに抵抗があるかもしれません。
理由は何でしょう?
他の人の仕事が増えて迷惑がかかるから?悪く言われるのが怖いから?給与がないと生活できないから?
結論:辛いときは休職する勇気を!
極端な話ですが会社はあなたがいなくても回ります。
あなたが入社する前も会社はありましたよね。
人員配置や業務調整をして会社は回るようにできているんです。
回せなければそれまでの会社です。
会社は人の代えができますが、あなたはあなたしか救えません。
あなたの人生を歩めるのはあなただけなんです。
悪く言うような人とは距離を置きましょう。ビジネスライクでいいんです!

お金についても休職中に給与の6割を保証する制度があります。
我慢し続けて心も体も壊れきる前に休職制度について知ってください。
会社を休職するまでの流れ

『休職』とは?
雇用関係を解消せずに一定期間労務に服することを停止する制度。
ケガや病気を理由に利用する場合が多い。
1. 休職に関する規定をチェック
はじめに自分の会社の就業規則に「休職に関する規定」があるか調べましょう。
というのも、休職を義務付ける法律は”無い”ため、すべての会社に休職制度があるわけではないからです。
周りに休職を利用して休んでいる人がいれば大丈夫ですが、自分でも確認すれば安心できますね。
次に休職を考えている時に気を付けてほしいことがこちらです▼
規定があれば、労働者の申し出と診断書によって、会社側は休職させなければなりません。この条件を満たしていれば、休職の手続きを取ることは可能ですが、ただ、直属の上司を差しおいて、いきなり会社に休職を申し出るのは、あまりおすすめできません。
同じ職場への復職を考えているのであれば、直属の上司や職場の理解は必ず必要となりますので、まずは直属の上司に相談するところから始めてみましょう。
いきなり休職に入ることも”制度上は可能”ですが、職場の理解があった方が後腐れなく、休むことに集中できます。
まずは上司に「体調が悪いこと」「休職するかもしれないこと」を相談してみましょう。
助けになってくれるかもしれません^^
ぽこん( ・x・ )の場合
体調が悪く会社を休みがちだったので上司に相談したところ、在宅勤務を多めにしてくれたり、業務量を調整したりしてくれました。
それでも回復しなかったので、大きな病院で診察を受けること、場合によっては休職する可能性も高いことを相談していました。
上司や職場の理解もあったのでありがたかったです…><
2. 診断書の用意
病気で休職する場合は医師の診断書が必要です。休職に慣れているお医者さんも多いので、大抵は文句なく診断書を用意してくれます。
診断書は「自分が働ける状態ではないこと」を証明する大切なものです。
この後説明する傷病手当金の受給にも必要なので忘れずに用意しましょう。料金は3000円位です。
ぽこん( ・x・ )の場合
私は心療内科で慢性疲労症候群の診断を受けました。休職が必要な状態であることが分かったその場で先生が診断書を用意してくれました。診断書に「〇年△月末までの自宅療養を必要とする」という文言があり、休職期間はそれに則っています。延長する場合は、再度期限を書いた診断書を提出しています。かれこれ8回は休職期間を延長しています。
3. 上司や休職担当部署への報告と手続き
診断書を用意出来たら会社で手続きを済ませましょう。
といっても会社にもよりますが必要なことはほとんどありません。
- 上司に休職しての療養が必要なことを伝える
- 休職を担当している部署へ報告し、手続きを済ませる
最低限これだけで大丈夫です。
私がそうでした(笑)
職場の人への報告も自分でしてもかまいませんが上司がやんわり伝えてくれることもできます。
手続きでは、休職中の連絡方法や有給消化の有無を相談します。会社によっては休職願を提出するところもあるかもしれません。担当の方に詳しく聞いてください。
手続きが済めば休職のスタートです^^*
ゆっくり休んでくださいね。
ぽこん( ・x・ )の場合
上司に休職して自宅療養が必要なこと・診断書の休職期間を伝えました。
その後は総務の担当者によって、有給消化の有無や休職に関わる手続きの説明を受け、翌々日には休職がスタートしました。
元々体調が悪いことは職場の人も知っており、休職する可能性が高いことも上司に伝えていたので、引継ぎ等もスムーズでした。
休職中のお金に関する手続き

休職中には”お金”に関わる手続きが2つあります。忘れないようにしましょう^^
傷病手当金の申請
会社員の場合、ケガや病気を理由に長期間仕事を休むことになった時、健康保険から月額給与の約6割が最大1年6ヶ月支給されます。
これが傷病手当金です。
例:月給20万の人→12万支給
例:月給25万の人→15万支給
傷病手当金の申請書は会社毎にフォーマットがある場合が多いです。
休職の手続きの時に担当者に聞いてみましょう。
また、傷病手当金の書類には担当医師が記入する項目があります。診察の際に医師に尋ねるか、受付窓口で相談してみましょう^^
そして何よりも注意してもらいたいことがあります!
それが、「傷病手当金は”すぐ”に受け取れない!」ということです。
- 過去の事実しか書けない
- 申請~振込まで1、2ヶ月かかる
例えば、医師に8月分の傷病手当金申請書の記入をお願いした場合、9月1日以降でないと記入することができません。過去の事実しか書けないからです。その後会社へ提出して、関連部門のチェックが入り、いざ振込!という頃には1、2ヶ月経過しています💦
休職を始めてから1、2ヶ月の間は生活できるくらいのお金は用意しておきましょう…><
▼自分の生活を守るために、「生活防衛資金」を確保しましょう!

社会保険料や税金の振込
普段は給与から天引きされているので忘れがちですが、私たちは毎月社会保険料や税金を支払っています。
休職中は給与が発生しないので、社会保険料や税金は天引きしてもらえません(傷病手当金からも天引きされません)。なので自分で振り込む必要があります。振込先については会社の休職担当の方に聞いてみましょう。
ぽこん( ・x・ )の場合
下記項目合わせて約5万円以上毎月振り込んでいます…(T_T)
- 健康保険料
- 厚生年金保険料
- 雇用保険料
- 住民税
休む!息抜きする!
しっかり休んでください!
調子が良いときは息抜きとしておでかけしても良いかもしれません^^
大丈夫です。今まで頑張った分自分を甘やかしてあげましょう。
とはいえ体調が悪化するようなことをしたら駄目ですよ!!
おわりに:辛いときは休む勇気を!

いかがでしたか?休職までに必要なことは案外少ないので、休むことへのハードルが下がっていれば嬉しいです^^
私も休職する前は罪悪感や将来への不安が大きかったですが総じて休職して良かった!と思っています。
自分をごまかして頑張り続けてたらきっと壊れてしまったから。
人生を見直すきっかけにもなりました^^
Twitterでも発信してますここまで読んでいただきありがとうございました!!
▼休職して良かったこと・悪かったことはこちら

▼休職中の過ごし方はこちら

▼自分の生活を守るために「生活防衛資金」を確保しましょう!
